閉経前期の自然療法

閉経前期(閉経周辺期)は、閉経直前の期間で、通常2〜8年続きます。この時期はエストロゲンの増減が激しく、月経周期が長くなったり短くなったり、排卵が不規則になります。主な症状は月経不順、代謝低下、睡眠障害、ホットフラッシュ、気分の変動、骨密度の低下、性欲減退などです。これらの症状は、自然療法で自宅でも対処可能です。

運動

定期的な運動は筋肉量を増やし、基礎代謝を高めます。年齢とともに代謝は低下しますが、運動により代謝を最高レベルに保てます。また、運動はストレス軽減にも効果的で、全体的な健康維持に役立ちます。

L-アルギニンとコリン

L-アルギニンのサプリメントは、テストステロン、プロゲステロン、エストロゲンが低下した際のホルモンバランスを整えるのに有効です。1日2粒(各1000 mg)のL-アルギニンに加え、350 mgのコリンを摂取すると、骨盤周辺への血流が改善されます。食事からL-アルギニンを摂取したい場合は、クルミ、ペカン、ブラジルナッツ、ヒマワリの種、そば、アーモンド、ピーナッツ、肉類などを積極的に取り入れましょう。

ナチュラルプロゲステロンクリーム

ナチュラルプロゲステロンクリームは皮膚に直接塗布します。1日1/4ティースプーン程度で、エストロゲン低下に伴うホットフラッシュや夜間の発汗を和らげます。大豆製品に含まれるイソフラボン(45〜160 mg)を毎日摂取することでも、同様の効果が期待できます。

バレリアンルート(セイヨウカノコソウ)

閉経前期の女性は睡眠障害を抱えることが多いです。バレリアンルートは脳内のγ-アミノ酪酸(GABA)を増加させ、鎮静作用をもたらします。就寝約1時間前に150〜300 mgを摂取すると睡眠の質が向上します。脱水作用があるため、摂取時は十分な水分を取ることをおすすめします。

パッションフラワー(西洋甘草)

パッションフラワーはセロトニンのバランスを整え、GABAの生成を促進して快適な睡眠をサポートします。乾燥葉大さじ1杯を熱湯に入れ、就寝前に飲むと効果的です。

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