自宅で作る活性炭の手順
概要
活性炭は様々な毒物の解毒剤として使用されます。スラリー状にして摂取すると、毒物と結合し不活性化させ、体内への吸収を防ぎ、消化管から排出させます。市販の活性炭は薬局で手に入りますが、適切な道具があれば自宅でも作れます。ココナッツの殻は吸着性が高く、活性炭の原料として最適ですが、無毒の木材でも代用可能です。
必要なもの
- 燃焼シンク(または耐熱容器)
- オーブン
- プラスチックバケツ
- ジッパー付き保存袋(Ziploc)
- ハンマーまたはブレンダー
- 排水トレイ
- 25%塩化カルシウム(CaCl₂)または塩化亜鉛(ZnCl₂)溶液
- ココナッツの殻
- 純水(蒸留水)
作り方
ココナッツの殻から肉や繊維をすべて取り除き、よく洗って汚れを落とし、完全に乾燥させます。
乾燥させた殻を燃焼シンクに入れ、摂氏約300〜480度(華氏575〜900度)で4時間以上、全て灰になるまで燃焼させます。
燃え残りの灰を清潔なプラスチックバケツに移し、灰が完全に浸るまで25%のCaCl₂またはZnCl₂溶液を加えます。
溶液に灰を24時間(1日)浸漬させます。この工程で灰が活性炭に変化します。
バケツから活性炭を取り出し、排水トレイに置いて蒸留水で十分に洗浄し、化学薬品の残留物を除去します。水は約1時間自然に排出させます。
洗浄後の活性炭を215°F(約102°C)に予熱したオーブンで3時間乾燥させます。
乾燥した活性炭をハンマーや工業用ブレンダーで細かい粉末に粉砕します。できるだけ微細にすることがポイントです。
粉末状の活性炭はジッパー付き保存袋に入れ、使用時まで保管します。中毒時は1/3カップの活性炭を1カップの水に溶かし、患者に飲ませます。アルコールや薬物の過剰摂取にも有効です。
