閉経前期の症状を自然に和らげる方法
はじめに
閉経前期(ペリメノポーズ)は、規則的な月経が止まり、完全に閉経するまでの移行期間です。この期間は最大で10年続くことがあり、月経不順、不眠、膣の乾燥、ホットフラッシュ、うつ、気分の変動、性欲低下、乳房の張り、頻尿、疲労感などさまざまな症状が現れます。エストロゲン補充療法などの医療的治療もありますが、副作用のリスクが低い自然療法を選ぶ方が安心です。食事や生活習慣のちょっとした見直し、ハーブやサプリメントの活用で、症状の緩和と健康全般の向上が期待できます。
必要なもの
- イブニングプリムローズオイル(サプリメント)
- ダミアナ(サプリメント)
- バレリアンルートティー
- トウキ(サプリメント)
- 食事の改善(生の野菜・果物中心)
- 定期的な運動
実践手順
- イブニングプリムローズオイルを摂取する
北米原産の一年草から抽出されたイブニングプリムローズオイルは、乳房の張りや痛みを和らげる効果が期待できます。ただし、妊娠中・授乳中、または統合失調症や躁病と診断された方は使用を避けてください。
- ダミアナを取り入れる
中米産の黄色い花を咲かせる低木から作られるダミアナは、性欲低下に対するサポートとして古くから利用されています。肝機能障害、糖尿病、妊娠中、処方薬を服用中の方は医師に相談してください。授乳中の使用は避け、信頼できる品質の製品を選び、製品表示に従って摂取しましょう。
- バレリアンルートティーで睡眠を助ける
アジア・ヨーロッパ・南アフリカ原産の多年草バレリアンは、不眠や緊張感の緩和に用いられます。就寝前に1杯飲むと入眠をサポートしますが、スカルキャップとの同時摂取は肝臓に負担をかける可能性があります。また、抗不安薬を服用中の方は使用を控え、短期間の使用にとどめてください。
- トウキで膣の乾燥と月経不順に対処
アジアで古くから利用されているトウキは、膣の乾燥や不規則な月経を和らげるとされています。日光に当たると成分が変化しやすいため、直射日光を避けて保管してください。妊娠中・授乳中、ワルファリンやジンジャー、ターメリック、ニンニク、フェーバーイ、銀杏などの血液凝固抑制作用のあるハーブを使用中の方は摂取を中止してください。
- 食事を見直す
ホットフラッシュを悪化させる可能性のある肉類や乳製品の摂取を控え、野菜・果物・生はちみつ・オリーブ・スプラウト・種子・ナッツなどの生の食材を中心に取り入れましょう。
- 定期的に運動する
ウォーキング、スイミング、水中エアロビクス、筋力トレーニングなどの有酸素運動は症状全般の緩和に役立ちます。さらに、太極拳やヨガは身体的効果だけでなく、うつやストレスの軽減にも効果的です。
