薬用ギーの利点と活用法

概要

アーユルヴェーダの生活様式を実践する人にとって、ギーは最も重要な油のひとつです。インドで古くから敬われてきたギーは、バターを澄んだもの(クラリファイドバター)で、薬草を加えたものが薬用ギーです。脂質が豊富なため、体内の脂質膜に浸透し、再生を助けるとされています。

主な効果

薬用ギーは、ハムストリングスの緊張を緩め、消化不良を改善し、記憶力や知性、精液の量・質を向上させると報告されています。また、フェノール系抗酸化物質を含み、免疫力を高める働きがあります。薬草と組み合わせることで、癒しのエネルギーを生み出し、体力や活力の迅速な回復に役立ちます。

神経はミエリンで覆われていますが、損傷すると感染症や様々な健康障害を招きます。油は神経保護に有効で、ギーはオリーブオイルやサフラワーオイルよりも優れた保護効果があるとされています。

健康への利用方法

神経保護やその他の効果を得るためには、1日2杯(約10 ml)の薬用ギーを温かいミルクと一緒に摂取します。お茶に入れるのは避け、直接飲むかミルクに混ぜてください。

外用としては、マッサージオイルのベースや敏感肌の鎮静に使えます。はちみつと混ぜて創傷、炎症、水ぶくれに塗布したり、目や鼻の洗浄にも利用できます。

料理での活用

薬用ギーに含まれる薬草は料理に独特の風味を与えます。カレーや豆類、ナッツ類を薬用ギーで炒めると、風味が増します。ただし脂肪分が高いため、他の油脂の摂取は控えめに調整してください。

薬用ギーの作り方

まずバター1〜2ポンド(約450〜900 g)を鍋で弱火で加熱し、固形物が底に沈むまで溶かします。固形物(乳清)を取り除き、残った油を清潔な瓶に保存します。水に触れなければ冷蔵は不要です。

薬用ギーにする際は、フェンネル、ディル、クミン、コリアンダー、アジワンシード、ターメリックなど好みの薬草を加えて軽く煮込みます。

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