総体洗浄(全身デトックス)の方法と注意点

総体洗浄とは、皮膚・大腸・腎臓・肝臓・胆嚢・肺、そして間接的に心臓まで、体内のすべての臓器をデトックスし、血液も浄化する取り組みです。ハーブティーやサプリメント、全粒食を組み合わせて行い、完了までに数日から数か月かかります。体重減少や消化改善、肌トラブルの改善が報告されていますが、実施前に必ず医師に相談してください。

歴史

総体洗浄は、便秘解消や体内の毒素排除を目的に古くから行われてきました。1970年代には、レモン・カイエンペッパー・メープルシロップで作る「マスタークレンズ」や、センナ葉、プシリウム種子殻、フラックスシードなどを用いた腸のデトックスが流行しました。日常的に1日1回の排便を目指すことが健康の基本とされています。

機能

総体洗浄は、体重管理や便秘、頭痛、肌荒れ、消化不良といった症状の改善を目的に行われます。市販のクレンズ製品を使用する方法と、ハーブやサプリメントを自分で組み合わせる方法があります。

実施手順

総体洗浄は大まかに3段階に分けて行います。

  • 第1段階:皮膚・大腸・血液の浄化。レモン水で腸を刺激し、夜はセンナ葉またはプシリウム・フラックスで腸をクレンズ。乾燥ブラシで皮膚の角質を除去し、リンパの流れを促進。黄鉄鉱根やレッドクローバーで血液を清浄。
  • 第2段階:肺と肝臓の浄化。コーンシルクで肺を、シリマリン(ミルクシスル)サプリで肝臓をサポート。指示通りに摂取。
  • 第3段階:胆嚢フラッシュ。医師の許可を得た上で、2〜3日の断食後、オリーブオイル1/2カップとレモン汁1/4カップを右側に膝を曲げた状態で摂取。翌朝に胆嚢結石が尿に混ざって排出されることがあります。

ポイント・特徴

  • 毎朝、温かい水に有機レモン半個を絞って飲み、自然なデトックスを促進。
  • 夜にセンナを摂取し、腸の完全な排泄を確保。耐性がある場合はプシリウムやフラックスに切り替え。
  • 1日6〜8杯(約2リットル)の水分を摂取し、特に運動時は増量。
  • 食事は軽めにし、蒸し野菜、全粒穀物(キビ、玄米、キヌア)やフルーツを中心に。
  • センナカプセルは就寝前に摂取し、翌朝の排便を確実に。

留意点

  • 慢性疾患や処方薬を服用中の方は、必ず医師に相談してから開始。
  • 過去に便秘、憩室症、過敏性腸症候群の既往がある場合も医師の指導を受ける。
  • 体重減少目的での総体洗浄は、医師の監督なしに行うべきではありません。
  • クレンズ開始前の3〜5日間は、動物性タンパク質を減らし、カフェイン・揚げ物・辛い・濃い食事を避け、軽い食事に切り替えると効果が高まります。

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