歴史
ヘビ油は19世紀に中国からアメリカへ渡った移民が持ち込んだ実在の薬剤です。鉄道建設などの過酷な肉体労働に従事した中国人労働者は、伝統的な薬草や油を用いて関節や筋肉の痛みを和らげていました。この効果が評判となり、他民族の労働者にも広まったことで、ヘビ油は「痛みを取る」万能薬として知られるようになりました。
しかしその評判に乗じて、牛脂や他の動物性油脂を「ヘビ油」と偽って販売する業者が現れ、現在の「スネークオイル=価値のない偽薬」というイメージが形成されたのです。
主な用途
本来のヘビ油は、関節炎、滑液包炎(バースティティス)、筋肉痛、捻挫、切り傷や軽い皮膚刺激といった軽度の痛み・炎症に対して用いられます。近年では、エラブ海ヘビ油(Erabu sea snake oil)が高濃度のEPA(エイコサペンタエン酸)を含むオメガ3サプリとして注目されています。
研究によれば、エラブ海ヘビ油に含まれるEPAは約20%で、同様に利用されることがあるガラガラヘビ油は約8.5%、サーモンは約18%です。EPAは体内で容易に利用できるオメガ3脂肪酸であり、関節の健康維持や炎症抑制に役立ちます。
購入時のポイント
ヘビ油製品はインターネットの健康食品ショップや、近隣のオーガニックストアで入手できます。購入時は次の点に注意しましょう。
- 「エラブ海ヘビ油」や「Erabu sea snake oil」など、原材料が明示されている商品を選ぶ。
- EPA濃度が高い(20%前後)ことを確認する。
- 信頼できる販売者・メーカーのレビューや認証マークをチェックする。
正規品を選べば、関節や筋肉の不快感を和らげる自然由来のオメガ3サプリとして活用できます。
