陰のハーブ
陰は風水における陰陽調和の一部で、陰は女性的で受容的な性質を持ちます。体内の陰が不足すると、肺・胃・肝・腎に関わる熱性または慢性の病気が起こりやすくなります。陰エネルギーを補うハーブを用いることで、これらの疾患の症状緩和が期待できます。
グレニア根(Glehnia根)
夏に収穫したグレニア根は、煮て皮をむいて使用します。甘味があり、乾いた咳やかすれ声を鎮め、肺を清浄にします。また、胃の健康を促進し、体液の生成を助けます。乾燥根の1回分は約10〜15g、生根は15〜30gが目安です。
アスパラガス根
秋に収穫したアスパラガス根は、洗浄・煮沸し薄切りにします。甘味と苦味を併せ持ち、陰不足による肺・腎の炎症を潤し、腎を養います。息切れや便秘の改善にも有効です。ただし、食欲不振や下痢を伴う胃・腎の疾患がある方には推奨しません。1回の服用量は6〜15gです。
ユリ球根
秋に収穫したユリの球根は、洗浄・煮沸後、日光で乾燥させます。甘味があり、咳止め、心を養い、不安緩和に役立ちます。イライラや不眠、悪夢を伴う熱の症状にも用いられます。脾や胃の問題で下痢を起こしやすい方は使用しないでください。1回の服用量は10〜15gです。
黒ごま(黒ごまの種)
秋に熟した黒ごまは天日干しで乾燥させます。甘味があり、血液のエネルギーを高め、腸を潤し、排便を促進します。めまいや視力低下、早白髪に効果的です。また、乾燥した腸による便秘にも適しますが、下痢時には使用しません。1回の服用量は10〜30gで、油で炒めると効果が高まります。
