歯周病(歯肉炎)は、心疾患や消化器系の障害、さらには膵臓がんまで、さまざまな重篤な疾患と関連が指摘されています。歯茎の健康を保つことは、全身の健康維持に欠かせません。しかし、歯科治療は費用がかかるため、手軽に取り入れられる対策が求められます。そこで、手頃な価格で入手できるハーブを活用し、口腔内環境を整えて歯周病と戦う方法をご紹介します。
歯周病の症状
- 歯茎の腫れ、出血、退縮、圧痛
- 口臭や歯の動揺(ただし、乾燥口や食事、鼻炎、歯ぎしり、根折れ、骨吸収、咬合不正などでも起こり得ます)
まず最初にすべきこと
歯周病の主な原因は、時間とともに歯に付着し硬化した歯垢(プラーク)です。プラークは歯根にしっかりと付着し、炎症を引き起こします。ハーブで対策を始める前に、まず歯科医でプロフェッショナルなスケーリングやクリーニングを受け、プラークを除去してもらいましょう。ハーブは歯茎の健康をサポートしますが、プラークが残っている限り根本的な治癒は期待できません。
以下のハーブは、歯周病予防と改善に効果が期待できる代表的なものです。
カレンデュラ(マリーゴールド)
抗菌・抗炎症作用があり、出血や退縮、圧痛のある歯茎に有効です。ハーブ歯磨き粉やマウスウォッシュに配合されたものを使用したり、カレンデュラティーを1日数杯飲んで痛みを和らげることができます。また、カレンデュラチンキを数滴歯磨き粉に混ぜ、歯を磨きながら歯茎を優しくマッサージすると、組織の回復を促します。
ティーツリーオイル
強力な抗菌剤で、プラークの蓄積と歯茎の出血を抑制します。天然の口腔ケア製品に含まれることが多く、自然食品店で入手しやすいです。使用方法の例としては、ベースオイル(アーモンドオイルやオリーブオイル)小さじ1に対し、ティーツリーオイルを1〜2滴加えて歯磨き粉に混ぜる方法があります。1回に使用する量は2滴までにし、飲食は10〜15分後に行いましょう。
アロエベラジェル
古くから治癒力が高いとされるアロエベラは、歯科誌「General Dentistry」2009年5月号で、プラーク除去と歯茎再生促進に商業用歯磨き粉と同等の効果があると報告されています。アロエベラジェルを歯ブラシに直接付け、歯を磨きながら歯茎をマッサージするだけで、抗菌効果とともに口腔内の潤いを保ち、口臭改善にもつながります。
