喉の痛みを防ぐハーブ
薬に頼りがちな現代、自然の力で喉の痛みを予防したいと考える人が増えています。ハーブは体への負担が少なく、手頃な価格で手に入れられ、庭やキッチンで育てることも可能です。ここでは、喉の痛みや風邪予防に効果が期待できる代表的なハーブと、その具体的な使い方をご紹介します。
エキナシア
キク科の多年草で、別名「パープルコーンフラワー」とも呼ばれます。米国の研究では、エキナシアの摂取により風邪にかかるリスクが約半減し、感染した場合でも症状の持続時間が短くなると報告されています。エキナシアは花、茎、根といった部位ごとに製品化されており、サプリやティー、エキスなど800以上の製品が市場に出回っています。
シベリア人参(エレウテロサイド)
ロシアで古くから風邪やインフルエンザ予防、体力・活力向上に利用されているハーブです。1か月間の臨床試験で、シベリア人参エキスを摂取した被験者は免疫機能が改善され、エレウテロシドという有効成分がその効果を支えることが確認されました。適応原と呼ばれ、精神的・肉体的ストレスに対する抵抗力を高める働きも期待されています。成長高さは約1メートルから3メートルです。
ニンニク
ユリ科に属するニンニクは、抗菌・抗ウイルス作用が強く、風邪や喉の炎症の予防に役立ちます。生のニンニクに含まれるアリシンは加熱に弱く、調理すると失活してしまうため、1日1片の生ニンニクをそのまま食べるのが最も効果的です。口臭が気になる場合は、食後にミントやパセリで口内をさっぱりさせると良いでしょう。
有機ジャガイモの花
ナス科のジャガイモの花は、喉の炎症を防ぐ予防的ハーブとして利用できます。採取した花は暗く涼しい場所で乾燥させ、直射日光を避けて保存します。作り方は、乾燥花1.5大さじ(約22 g)を沸騰したお湯500 mlで抽出し、濃いコーヒー程度の濃さになるまで煮出します。これを3等分に分け、1日3回、1週間以上うがいに使用します。予防目的以外の治療効果は期待できません。
