馬栗(イヌバナ)の摂取効果と注意点

生の馬栗は危険

馬栗(Aesculus hippocastanum)の種子、樹皮、花、葉にはエスキュリンという毒が多く含まれ、未加工のまま食べると中毒を起こします。症状は胃腸障害、腎障害、筋肉の痙攣、めまい、瞳孔拡大、嘔吐、下痢、うつ状態、麻痺、昏睡などです。誤って摂取した場合は直ちに医療機関を受診してください。加熱しても毒は除去できません。

血液をサラサラにする作用

馬栗を抽出したエキスやお茶に加工すれば有害成分が除去され、安全に摂取できます。加工された馬栗は血液を薄め、静脈や毛細血管からの出血を抑える効果があり、静脈瘤や静脈炎の治療に役立ちます。また、血行不良による痛み、疲労、かゆみ、むくみの軽減にも期待できます。

血糖値を下げる可能性

加工された馬栗は血糖値を下げる作用があり、糖尿病患者が使用する際は低血糖症状(寒気、冷や汗、めまい、頭痛、動悸、しびれ、空腹感など)に注意し、血糖値をこまめに測定することが重要です。

副作用と注意点

エキスやお茶は安全とされていますが、人によってはめまい、頭痛、かゆみ、胃部不快感などの副作用が現れることがあります。消化管への刺激が強く、胃腸疾患を持つ方は症状が悪化する可能性があります。馬栗製品は健康食品店やオンラインで購入できますが、使用前に医師に相談することをおすすめします。

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