ヤーバ・マテの危険性と健康への影響

ヤーバ・マテとは

ヤーバ・マテはアルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジルで親しまれている、強い風味のハーブティーです。現地では「マテ」や「チマラオ」と呼ばれ、米国陸軍保健センター(USACHPPM)では「イエズス会の茶」「パラグアイ茶」「聖バルトロメオの茶」などの別名もあると報告されています。

健康効果とリスクの誤解

ロサンゼルス・タイムズのエレナ・コニスは、ヤーバ・マテはカフェイン含有量が高いものの、コーヒーのような「カフェインクラッシュ」を伴わない「クリーンな刺激」として宣伝されていると指摘しています。また、抗酸化物質やその他の有益成分ががん予防、コレステロール低下、心臓健康の向上、体重減少に寄与するとされています。

がんとの関係

長年にわたりヤーバ・マテを大量に飲用した人々を対象とした疫学研究では、食道、喉頭、口腔、肺などのがんリスクが上昇するという報告があります。たとえば、2003年の「Head and Neck」誌のレビューでは、ヤーバ・マテ大量摂取者の食道・喉頭・口腔・肺がんリスクが高まると指摘されています。また「Epidemiology」誌の研究では、消化器系や呼吸器系がんのリスクが60%増加したと報告されています。

しかし、加工方法や汚染物質、飲用時の温度がリスクに影響する可能性があります。乾燥過程で発がん性物質が生成されたり、非常に熱い状態で飲むこと自体が口腔や膀胱がんのリスクを高めるとされています。喫煙やアルコール摂取といった生活習慣も交絡因子として考慮すべきです。

カフェイン副作用

ヤーバ・マテはカフェインを多く含むため、過剰摂取すると血圧上昇、不眠、心拍不整、吐き気、神経過敏、胃痛、嘔吐などの症状が現れることがあります。また、他のカフェイン含有飲料と併用するとこれらのリスクが増大します。

薬物相互作用

ヤーバ・マテは抗生物質、抗うつ薬、喘息薬、シメチジン、クロルフェニラミン、風邪薬、経口避妊薬、糖尿病薬、エストロゲン、ラミシル、リチウムなど多数の医薬品の効果や副作用を増強する可能性があります。特に不安・うつ病、心疾患・高血圧、腎臓疾患・潰瘍を抱える人は使用を控えるべきです。

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