白柳樹皮と炎症緩和の可能性

機能

白柳(ホワイトウィロー)の樹皮にはサリシンという成分が含まれており、体内でアスピリンと同様に働きます。サリシンは炎症を引き起こすプロスタグランジンの生成を抑制し、炎症緩和に寄与します。

用途

サリシンの抗炎症効果により、白柳樹皮は変形性関節症、リウマチ性関節炎、腰痛、腱炎、滑液包炎、生理痛、頭痛などの症状緩和に用いられます。効果を裏付ける十分な科学的証拠はまだ不足しており、さらなる研究が必要です。

臨床的エビデンス

2001年にドイツ・チュービンゲン大学薬学部で実施された研究(『Phytotherapy Research』掲載)では、白柳樹皮を服用した骨粗鬆症患者がプラセボ群に比べて疼痛と炎症の軽減が認められました。

用量

炎症緩和目的での粉末または液体の白柳樹皮の推奨摂取量は60〜240 mgです。代替として、乾燥樹皮1〜2小さじ(約5〜10 g)を8 oz(約240 ml)の水に入れ、1日3〜4回飲む方法もあります。

注意点

妊娠中・授乳中の方、アスピリンにアレルギーがある方、喘息、潰瘍、糖尿病、痛風、血友病、血液凝固障害、腎臓・肝臓疾患を持つ方は、白柳樹皮の使用を避けるか、医師に相談してください。

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