馬栗(ヒツジナッツ)の効能と注意点とは?

概要

馬栗(ヒツジナッツ、学名:Aesculus hippocastanum)は、別名「バッキー」とも呼ばれ、約6,000年前から薬用として利用されてきました。かつて北米東部の森林の25%を占めていましたが、アジア原産の真菌病により大部分が枯死しました。

識別

馬栗は大型の落葉樹で、苦味のある種子(栗)をつけます。外皮は有毒で、内部をそのまま食べることはできません。

主な成分

ジョセフ・マリオン氏(『アンチエイジングマニュアル:自然健康百科事典』)によれば、馬栗は約10%のタンパク質、70%の炭水化物、3%の食物繊維、8%の脂質、6%の水分、2.4%のミネラルを含み、カリウム、鉄、マグネシウム、ナトリウムなどが豊富です。

効果・効能

リンナ・B・ホワイト博士(『ハーバル・ドラッグストア』)は、馬栗が弱い静脈や静脈瘤、むくみ、打撲・捻挫に有効である可能性があると指摘しています。また、熱、神経痛、下痢の緩和にも期待できるとされています。

医療での利用例

ドイツでは、馬栗エキスの注射が重度の頭部外傷や手術後の腫れの軽減に使用されています。

注意点

未加工の馬栗は毒性があるため、標準化された製剤のみを使用すべきです。摂取後に胃部不快感、吐き気、かゆみを訴える人も報告されています。

ハーブ療法 - 関連記事