閉経前症状に効くハーブ療法

閉経前期(ペリメノポーズ)は、月経が止まるまでの10〜15年前に始まることがある段階です。この時期には性欲低下、睡眠障害、ほてり(ホットフラッシュ)、頭痛、脱毛、体重増加、月経不順など様々な症状が現れます。ホルモン補充療法(HRT)は効果的ですが、副作用のリスクも指摘されています。そのため、自然由来のハーブを使った対策が注目されています。

大豆

大豆製品はフィトエストロゲンを豊富に含みます。フィトエストロゲンは卵巣が産生するエストロゲンに似た働きをし、閉経前期に減少したエストロゲンを補う効果が期待できます。豆腐、納豆、豆乳、テンペ、さらには大豆粉を使ったパンやハンバーグなど、食べ方は無限に広がりますので、日常の食事に取り入れやすいのが特徴です。

ブラックコホシュ

北米原産の植物で、別名バグベインやラトルルートとも呼ばれます。フィトエストロゲンを含むとされ、婦人科系の不調や更年期症状の緩和に用いられます。錠剤やカプセルで摂取し、短期間でホットフラッシュ、気分の変動、うつ、不安などを和らげる効果が報告されています。

マカ

ペルー原産の根菜で、エストロゲンとテストステロンの産生を促すと考えられています。ホットフラッシュ、抑うつ、気分の変動、倦怠感、乳房の張り、睡眠障害など、閉経前後の多様な症状に効果が期待でき、月経前症候群(PMS)の緩和にも利用されます。

その他のハーブ

個々の症状に合わせて選べるハーブも多数あります。代表的なものを以下に紹介します。

  • セピア(イカ墨):不安感やイライラの緩和に有効です。
  • ベラドンナ:急に起こり急に止まるホットフラッシュの緩和に適しています。
  • フェルム・フォスフォリクム(リン酸鉄):顔面の紅潮を伴うホットフラッシュに効果があります。
  • サンギュナリナ:首や顔のほてりを抑える作用が期待できます。

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