菌と戦うハーブ
キッチンで手に入る一般的なハーブは、頑固な真菌感染症にも効果があることが分かっています。これらのハーブは「抗真菌ハーブ」と呼ばれ、民間療法で長い歴史を持ちますが、過剰摂取や不適切な使用は中毒を起こすことがあります。中等度以上の感染症にハーブを使用する場合は、必ず医師に相談し、服用中の薬との相互作用に注意してください。
にんにく
中国の伝統医学では何千年も前からにんにくが細菌や真菌の感染症治療に利用されてきました。欧州の民間療法でも同様に用いられ、代替医療でも強力な抗菌ハーブとして支持されています。にんにくに含まれるアリシンは、近年の研究で強い抗真菌作用が確認されました。2009年の雲陽医科大学病院の研究では、純粋なアリシンは合成アリシンや他のアリシン化合物よりも高い抗真菌活性を示しました。
クローブ
クローブは腸内寄生虫や酵母菌など、さまざまな感染症に対して効果があります。2007年のチュニジアの研究では、クローブの精油がカンジダ属酵母に対して強い抗真菌作用を示しました。ただし、精油は皮膚に刺激を与えることがあり、経口摂取でも喉の痛みを引き起こすことがあります。小児、妊婦、手術予定のある人は使用を避けてください。
シナモン
甘くスパイシーな風味で親しまれるシナモンも、実は抗真菌作用が高いハーブです。メリーランド大学医学センターは、シナモンを「抗真菌スパイス」として酵母感染症の治療に推奨しています。料理に取り入れやすく、比較的安全に使用できます。予防的に長期間摂取すると真菌感染を抑制します。シナモンの精油も温かく芳香がありますが、皮膚や粘膜に直接塗布すると刺激を与えるため、必ず希釈して使用してください。
