白柳エキスの概要と効果

白柳エキスは、白柳(Salix alba)から抽出された天然オイルです。紀元前400年頃、ヒポクラテスが熱や炎症を和らげるために樹皮を噛むことを勧めたことが、医療利用の最古の記録とされています(メリーランド大学医学センター)。

機能

白柳エキスには、アスピリンに類似した成分サリシンが含まれています。体内でサリシンはプロスタグランジンの生成を抑制し、炎症を軽減します。

主な用途

  • 頭痛
  • 腰痛
  • 変形性関節症
  • 月経痛
  • 発熱・インフルエンザ様症状
  • 腱炎・滑液包炎

臨床的エビデンス

2001年にドイツ・チュービンゲン大学薬学研究所が実施し、Phytotherapy Research誌に掲載された研究では、変形性関節症患者が2週間白柳エキスを服用した結果、関節の痛みと炎症が有意に減少したことが報告されています。

リスク

  • 胃腸の刺激や吐き気が起こることがあります。
  • まれに、呼吸困難、胸痛、蕁麻疹、顔面や四肢の腫れといった重篤なアレルギー反応が生じることがあります(Physicians Desktop Reference)。

使用上の注意

  • 16歳未満の子ども、妊娠中・授乳中の女性は使用を避けてください。
  • アスピリンに対するアレルギー、喘息、潰瘍、糖尿病、痛風、血液疾患(血友病等)、腎臓・肝臓疾患の既往がある方は、医師に相談の上で使用してください(RxList)。

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