ジャマイカの伝統薬草とその効能
ジャマイカのブッシュ・メディシンとは
ジャマイカの伝統医学は「ブッシュ・メディシン」と呼ばれ、アフリカ系奴隷が持ち込んだハーブと島固有の植物が組み合わさっています。奴隷たちは既存の知識と新たに見つけたハーブを活用し、軟膏やお茶を作って様々な病気に対処しました。たとえば「ブッシュティー」は、パンの葉と多数のハーブを組み合わせた飲み物で、入手できる材料や作り手によってレシピが変わりますが、今も多くの一般的な症状に用いられています。
フェーバー・グラス(レモングラス)
学名はCymbopogon citratus。去痰作用や鎮痛作用があり、リウマチや関節炎の緩和にも用いられます。
ペッパーエルダー
主に腹部の不調、特に下痢の改善に使われ、インフルエンザの咳や発熱の緩和にも効果があります。
セラシー(苦瓜)
学名はMomordica charantia。血液に関わる疾患や胃腸の不調、糖尿病の管理に利用されます。
ジャック・イン・ザ・ブッシュ(オドラトゥム)
学名はOdoratum。皮膚のトラブルや炎症の治療に広く用いられています。
クァシア
抗腫瘍作用が期待され、神経系を刺激する効果があります。また、坐薬や浣腸の成分として腹部の不調に使用されます。
ガンジャ(マリファナ)
鎮痛作用があり、身体の痛みを和らげます。さらに、下剤としても利用され、ブッシュ・メディシンでは消化促進に役立ちます。
ツナ・カクタス(サボテン)
フケや頭皮のトラブルに効果があり、神経を落ち着かせる作用で慢性的な痛みの緩和にも用いられます。
