ウコンチンキの健康効果と活用法

ウコンはショウガ科に属し、カレー料理に欠かせないスパイスです。黄色を呈するクルクミンを多く含み、料理に鮮やかな色合いを与えます。

ウコンチンキは、エタノールや酢を溶媒としてウコンエキスを抽出したものです。外用や経口で利用され、古来中国医学やアーユルヴェーダでさまざまな健康効果が期待されています。

心血管系への効果

米国国立衛生研究所(NIH)の報告によれば、ウコンはLDL(悪玉コレステロール)や総コレステロールを低下させる可能性が示唆されています。また、血液凝固因子フィブリノゲンの濃度も下げ、心筋梗塞や脳卒中のリスク低減に寄与すると考えられています。

骨の健康

2006年にアリゾナ大学で行われた研究(Janet L. Funk 医師・Barbara N. Timmermann)では、ウコンチンキが骨吸収を抑制し、骨粗鬆症の予防・治療に有効であることが示されました。

炎症抑制

ウコンは長年炎症緩和に用いられてきました。アリゾナ大学の実験では、ウコンが関節リウマチの発症を完全に阻止し、炎症に関与するタンパク質の産生を抑えることが確認されています。これにより、他の炎症性疾患への応用も期待されています。

抗がん作用

テキサス大学の研究では、ウコンがメラノーマ、乳がん、結腸がんなどのがん細胞増殖を阻害する可能性が報告されています。NIHもウコンが腫瘍の成長を抑える複数の研究を指摘しており、ウコン摂取が多い地域では大腸がんの発生率が低いとされています。

抗酸化作用

ウコンの強力な抗酸化作用は、食品の保存性を高めるだけでなく、免疫機能の向上や脳、腎臓、肝臓の細胞障害からの保護にも寄与します。

抗菌・消毒効果

ウコンの揮発性油には抗菌性があり、切り傷ややけどなどの皮膚の外用治療に古くから利用されています。

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