バイエル・アスピリンの代替薬と自然療法

鎮痛剤(アセトアミノフェン)

近年、アセトアミノフェン(商品名タイレノール)など、アスピリンに代わる市販の鎮痛剤が多数登場しています。軽い痛みや熱の低減には有効ですが、抗炎症作用はありません。小児に対しては、インフルエンザや水痘の際にアスピリンを使用するとレイ症候群のリスクがあるため、アセトアミノフェンが推奨されます。

NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)

イブプロフェン(モトリン、アドビル)やナプロキセンナトリウム(アリーヴ)など、処方薬からOTCへ移行した薬が増えています。これらはNSAIDsに分類され、アスピリンと同様に抗炎症・鎮痛効果がありますが、アセトアミノフェンとは異なり腫れや炎症を抑えることができます。そのため関節炎や捻挫の治療にしばしば用いられます。

ハーブ・自然薬

白樺の樹皮(サリシンを含む)は、アスピリンと同様の成分であるため、代替として使用されますが、アスピリンが禁忌の場合は使用しないでください。

薬剤師のジョン・チェン博士は、コリダリス(ヤンフスオ)を「モルヒネやコードインに匹敵する」強力な鎮痛・抗炎症ハーブとして紹介しています。急性・慢性の炎症に有効で、NSAIDsによる胃潰瘍を酸分泌抑制で防ぐ効果があります。さらに、葛根(げっこん)は頭痛に、シナモンはクマリンを含む自然の抗凝固剤として血液をサラサラにします。

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