眼圧を下げるハーブと栄養素
眼圧が正常範囲を超える状態を眼圧亢進(ocular hypertension)と呼びます。放置すると緑内障へ進行し、視神経が損傷して失明のリスクが高まります。ハーブや天然成分で眼圧を下げ、眼の健康を守る方法を紹介します。
ビタミンC
ビタミンC自体はハーブではありませんが、ローズヒップやハイビスカス、インドの果実アムラ(インディアン・グースベリー)などに多く含まれます。2001年の『Alternative Medicine Review』に掲載された研究では、高用量のビタミンCが眼圧上昇を抑制したことが報告されています。ローズヒップとハイビスカスを使った濃いお茶を一日中飲むと効果が期待できます。アムラはインド系食料品店や健康食品店で果実またはサプリメントとして入手可能です。2007年の『International Journal of Food Sciences and Nutrition』の調査では、アムラは100gあたり445mgのビタミンCを含み、35種の果実中で最も高い含有量とされています。
ゴジベリー(ウルフベリー)
中国の伝統漢方で長年使用されてきたゴジベリーは、眼の健康に有益とされています。2003年の『Experimental Neurology』の研究では、眼圧が高い患者を対象にした結果、ゴジベリーは眼圧自体を大幅に下げる効果は示さなかったものの、ラットの網膜を眼圧亢進による損傷から保護する作用が確認されました。ゴジベリーは健康食品店や中国薬局で購入できますが、価格が高すぎる商品は詐欺的な販売手法である可能性があるため注意が必要です。
これらのハーブや栄養素はあくまで補助的な手段です。眼圧が高いと診断された場合は、必ず眼科医の指導を受け、適切な薬物療法や定期検査を続けてください。
