血中コレステロール低減に効果的なオオバコ(プシリウム)
コレステロールとは
コレステロールは血液中の脂質の一種で、体内のすべての細胞に存在します。細胞膜の構成やホルモンの合成に不可欠ですが、血液に溶けにくいため、LDL(低密度リポタンパク)やHDL(高密度リポタンパク)といったリポタンパクで運搬されます。LDLが過剰になると動脈壁にプラークが蓄積し、心臓病のリスクが高まります。
オオバコ(プシリウム)とは
オオバコ(学名: Plantago ovata)の種子を粉砕したものがプシリウム・ハスクです。古くからハーブ療法に利用され、便秘や過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎の緩和に役立つとされています。プシリウムは水溶性食物繊維(ムシレージ)を豊富に含み、水分を吸収してゲル状になるため、腸内の通過時間を延長し、コレステロール吸収を抑制します。
プシリウムとコレステロールの関係
米国食品医薬品局(FDA)は、1日あたり3〜12グラムのプシリウム摂取が心血管疾患のリスク低減につながると認めています。一般的な使用方法は、ティースプーン1杯(約5g)を8オンス(約240ml)の水に溶かし、粘度が出る前に飲む方法です。カプセルや一部のシリアルにも含まれています。米国心臓協会(AHA)は、プシリウム・ハスクがLDLコレステロール(いわゆる「悪玉」)を低下させる効果があると報告しています。
使用上の注意
プシリウムは比較的安全ですが、以下の副作用が報告されています。
- 皮膚のアレルギー反応やアナフィラキシー
- 胃腸の閉塞、膨満感、唇・顔・舌の腫れ
- 胸痛や嚥下困難
これらの症状が現れた場合は直ちに摂取を中止し、医師に相談してください。
