ウコン(ターメリック)によるがん治療の可能性

ウコンの働き

ウコンに含まれるクルクミンは、抗酸化、抗菌、抗炎症作用を持つ成分です。クルクミンはウコンの主成分で、サプリメントとしても単独で摂取できます。

がんに対する効果

クルクミンはがん細胞の転移(メタスタシス)を抑制し、新しい血管(血管新生)形成を阻害、さらにがん細胞のアポトーシス(プログラムされた細胞死)を誘導します。

期待できる利点

ウコン摂取量が多い国では、大腸がんや白血病の発症率が低いという報告があります。研究者はこの関連性を詳しく調べています。

化学療法との相互作用

米国がん協会の情報によると、ウコンは化学療法薬パクリタキセルの効果を高める可能性がありますが、カンプトテシン、メクロレチン、ドキソルビシン、シクロホスファミドなどの効果は低下させることが示唆されています。

専門家の見解

テキサス大学MDアンダーソンがんセンターのサイトカイン研究室長、バラット・アガルワル博士(Ph.D)は、Clinical Cancer Researchに掲載された研究で、毎日ウコンを摂取したラット群において、乳がんが肺へ転移するケースが減少したことを報告しています。

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