血圧を下げるための代替療法
米国心臓協会の調査によると、米国の成人の約3人に1人が高血圧(ハイパーテンション)です。症状がすぐに現れないことが多く、実際に自分が患っていることに気付いていない人も少なくありません。ここでは、高血圧を下げる効果が期待できる代替療法をご紹介します。
血圧の測定方法
血圧は上の数値が収縮期血圧、下の数値が拡張期血圧です。米国国立心肺血液研究所(NHLBI)は、正常血圧を120/80 mmHg 未満と定義しています。
・収縮期血圧が120〜139、または拡張期血圧が80〜89 mmHg の場合は「前高血圧」
・収縮期血圧が140〜159、または拡張期血圧が90〜99 mmHg の場合は「第1段階高血圧」
・収縮期血圧が160 以上、または拡張期血圧が100 mmHg 以上は「第2段階高血圧」と診断されます。
コエンザイムQ10(CoQ10)
研究によれば、コエンザイムQ10は収縮期血圧を下げる効果があるとされています。CoQ10は体内で合成される脂溶性のビタミン様物質で、すべての細胞に存在し、細胞のエネルギー産生や抗酸化作用に関与します。1日あたり1200 mg のサプリメントが一般的な推奨量です。
ニンニク
ニンニクは収縮期血圧を低下させると報告されています。また、血液をサラサラにし凝固しにくくする働きがあります。ただし、抗凝固薬(例:トレンタル、クマディン)と併用すると出血リスクが高まるため、サプリメントを始める前に医師に相談してください。手術前後の2週間はニンニクサプリの摂取を避けることが推奨されます。
バイオフィードバック
バイオフィードバックは、心拍数や皮膚温度、血圧などの自律神経活動を可視化し、意識的にコントロールできるよう訓練する補完医療です。特にストレスが原因または悪化要因となっている高血圧患者に有効とされています。主な手法は次の3つです。
・ニューロフィードバック(脳波測定)
・筋電図フィードバック(筋緊張測定)
・サーマルフィードバック(皮膚温度測定)
