レモンバーム vs カヴァカヴァの効果と注意点
歴史
中世にはレモンバームをワインに浸して気分を高揚させました。また、葉を患部にこすりつけることで虫刺されや刺傷の治療にも用いられました。カヴァカヴァはメラネシア起源とされ、リラックス効果を期待して儀式用飲料に使われてきました。
識別方法
カヴァカヴァは太平洋の島々に自生する低木で、大きくハート形の緑色の葉が特徴です。一方、レモンバームはミント科のハーブで、小さく深くしわのある葉を持ち、土壌条件により深緑から黄緑色まで変化します。葉をこすれば強いレモンの香りが漂います。
作用・効果
2004年の研究では、カヴァカヴァが気分を改善し、同時に認知機能を向上させることが示されました。多くの抗不安薬が認知機能を低下させるのに対し、カヴァカヴァはこの点でプラスの効果が期待できます。レモンバームに関する不安軽減の研究は、他の薬剤と併用されたケースが多く、単独効果は結論が出ていません。
注意点・副作用
カヴァカヴァは肝障害との関連が指摘され、カナダや欧州では製品が販売中止となりました。米国FDAも肝臓へのリスクを警告しています。その他の副作用として、眠気、酔い感、脱毛、皮膚変色などがあります。
一方、レモンバームは現在のところ確認された副作用はありませんが、ハーブでも用量を守り、使用前に医師に相談することが推奨されます。
重要性・使用上の留意点
肝機能が低下している人はカヴァカヴァの摂取を避けるべきです。また、酔い感があるため、機械操作や運転は控えてください。
レモンバームは推奨用量内であれば子どもから大人まで安全に使用できるとされています。ただし、妊娠中・授乳中の女性はどちらも使用を避けるべきです。
