緑茶エッセンシャルオイルのメリットとは?

緑茶の歴史

緑茶はインド、中国、日本、タイなどアジア諸国で約5千年にわたり飲まれてきました。刺激剤、収れん剤、利尿剤として利用され、膨満感の緩和や体温・血糖の調整、消化促進、精神・心臓の健康増進にも効果があるとされています。

分類と特徴

緑茶はツバキ科カメリア属(Camellia sinensis)に属する大型の低木で、白い花を咲かせます。葉を急速に乾燥させたものが緑茶です。同じ葉を発酵させて乾燥させると紅茶、部分的に発酵させるとウーロン茶となります。

エッセンシャルオイルの抽出方法

エッセンシャルオイルは主に蒸留法で抽出されますが、緑茶の葉からは油分がほとんど得られません。そのため、茶の実(種子)から油を抽出します。

種子からの抽出は「コールドプレス」方式が一般的です。種子を乾燥させた後、油圧プレスで圧搾し、金色の油を得ます。その後、使用に適した状態に加工されます。

他にもエンフルラージュ、溶剤抽出、ターボ蒸留、二酸化炭素抽出、ハイドロディフュージョンなどの方法があります。

主な特性

緑茶エッセンシャルオイルは収れん性、抗酸化性、抗炎症性、抗老化性を持ちます。収れん性は組織を引き締め、抗酸化性は体内のフリーラジカルを除去します。抗炎症性は炎症を抑え、抗老化性はコラーゲン分解を阻害して肌のハリを保ちます。

美容・治療への応用

その特性から、クリーム、石鹸、シャンプー、コンディショナー、ローション、香水、マッサージオイルなどの化粧品に広く利用されています。

アロマテラピーでは、キャリアオイル10 mlに緑茶種子油5滴を加えて温浴に使用すれば筋肉をリラックスさせ、6滴をディフューザーに入れれば落ち着いた空間を演出できます。また、キャンドルやポプリの材料としても活用されています。

健康効果

食品としても使用でき、料理やお茶として摂取可能です。緑茶に含まれるポリフェノールはビタミンEの約200倍の抗酸化力を持ち、がん予防や免疫向上に寄与するとされています。ビタミンA、B、Eが豊富で、喘息発作の緩和、コレステロール改善、肝機能保護、糖尿病予防、歯のエナメル保護、インフルエンザウイルスへの対抗など多岐にわたる健康効果が報告されています。

使用上の注意

血液をサラサラにする薬と相互作用する可能性があるため、医師の指導のもとで使用してください。また、他の薬剤の吸収を妨げる恐れがあるため、同時摂取は避けるべきです。妊娠中や授乳中の女性は使用を控えてください。

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