重度の不安と鬱病に効く自然療法
不安と鬱は感情の極端な対極にあるように見えますが、多くの人にとっては同時に現れることが少なくありません。重度の鬱の孤独感や絶望感は、将来への不安や恐怖を引き起こし、やがて不安が和らいだ後も、以前以上に疲労感や圧倒感が残ります。処方薬もありますが、費用が安く副作用のリスクが低い自然療法も有効です。
カヴァ(Kava)
- カヴァは太平洋諸島原産のカヴァ植物の根から作られます。乾燥させた根を粉砕し、コーヒーのように抽出して飲用します。カヴァに含まれるカバラクトンは中枢神経系に作用し、鎮静効果をもたらします。「ハーバル医学医師デスクリファレンス」によると、ストレスや不安、緊張感の緩和に有効とされています。目安は1日約200 mgのカバラクトンです。定期的に摂取すれば、4〜6週間で不安症状の改善が期待できます。
セントジョーンズワート(St. John's Wort)
- セントジョーンズワートはヒハツ科のハイペリカム属の植物で、鮮やかな黄色の五枚の花が特徴です。うつ症状の改善に広く用いられ、処方されるMAO阻害薬と似た作用を示しますが、副作用は少ないとされています。効果が血中に現れるまで数週間かかり、症状に応じて用量を調整します。一般的な開始量は1日1200 mgで、1か月後に症状の変化に合わせて調整します。
注意点
- すべての薬が全員に合うわけではなく、アレルギー反応や副作用が出る可能性があります。新しいハーブは一度に一種類ずつ導入し、まず最も緊急性の高い症状に対処してください。かゆみ、発疹、じんましん、唇や口のしびれ、心拍数の増加、めまい、手足のむくみなどの症状が現れたら、直ちに使用を中止し医師に相談してください。
