生殖機能をサポートするハーブ

ジンセン(高麗人参)

ジンセンは中国・日本・韓国原産の多年草で、古代ギリシャ語で「万能薬」を意味するという名が付けられています。動物実験では、ウサギの精巣肥大や精子数の増加、カエルの排卵促進、鶏の産卵増加、オスラットの交尾頻度向上が確認されています。ヒトにおいても、男性の精子運動性とテストステロン濃度を高める可能性が示唆されています。

女性では、乳房の圧痛を引き起こすことがありますが、更年期後の膣乾燥緩和や、エストロゲン・プロゲステロンの産生を助ける成分が含まれています。

ヨーロッパラズベリー(ラズベリー)

妊娠中の女性に対し、子宮や骨盤の筋肉を穏やかにトーニングする効果が知られています。流産予防や、授乳中の母乳量増加にも寄与するとされています。

ドンカイ(当帰)

中国西南部と日本に自生するドンカイは、女性の生殖系トラブルに長く用いられてきました。月経前症候群(PMS)や月経偏頭痛、月経時の子宮痛を緩和する効果があります。

現在、男性への応用を検討する小規模な研究が進行中で、ビタミンE欠乏による精巣障害の予防・軽減が期待されています。

アストラガルス(黄耆)

北中国・チベット原産の多年草で、免疫力強化や体力増進に使われます。風邪の緩和だけでなく、抽出液を用いた体外受精(IVF)において精子運動性を高める効果が報告されています。

チョークツリー(聖女の実)

地中海沿岸や中央アジア、インドに分布する落葉性灌木で、古代は女性の性欲抑制薬として知られていました。現在は授乳中の母乳分泌促進に利用され、無月経による不妊症の改善にも期待されています。

男性向けハーブブレンド

ジンセン、ショウガ、サフラン、バニラ豆のエキスを組み合わせたハーブブレンドは、勃起不全や早漏の改善に役立つとされています。

女性向けハーブブレンド

レディーズマントルは子宮を整えるハーブとして、月経周期の調整や過多月経の抑制に有効です。ヨーロッパ産アンジェリカの根葉も同様の作用があります。パセリの葉、ペニーロイヤルの花、ルートの葉、タンジーの葉は、出産に備えて子宮を強化する効果が期待されます。

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