真菌対策に効くハーブ
様々な真菌が、足白癬(アスリートフット)や白癬(リングワーム/ティーネア)、酵母感染症、股部かゆみ(ジャックイッチ)などの疾患を引き起こします。これらの真菌は湿潤で暗い環境を好む植物様の生物で、一般に酵母感染や真菌感染と呼ばれます。しばしば発疹やかゆみ、時には不快な分泌物を伴います。ハーブ療法は、体内外の真菌を抑制・除去するために利用できます。
ブラックウォルナット
ブラックウォルナットの殻は、抗真菌・抗寄生虫・抗菌作用を持つハーブ成分として最も頻繁に使用されます。自然の防腐剤としても知られています。殻や葉に含まれる主な成分は、α-リノレン酸(オメガ‑3 脂肪酸)、ステロール、キノン、ヨウ素、タンニン、そしてビタミンC(アスコルビン酸)です。ブラックウォルナットの酢剤は内服または外用で、爪や皮膚の真菌感染に用いられます。使用する際は用量指示を必ず守ってください。
バーベリー
バーベリーに含まれるベラベルリンは強い抗真菌作用を示し、体内の有益な微生物叢は保護します。ベラベルリンはカンジダ酵母が脂肪分解酵素(リパーゼ)を産生するのを阻害し、酵母の増殖を抑えます。そのため真菌治療に適しています。バーベリー酢剤は内服・外用のいずれでも使用でき、用量指示に従って使用してください。
カレンデュラ
一般的にマリーゴールドと呼ばれるカレンデュラは、抗真菌・抗炎症・抗痙攣・収れん作用があります。多くのローションや軟膏の主要成分として利用され、外用での真菌感染治療に効果的です。また、オムツかぶれ、治りにくい皮膚創傷、軽度のやけどや炎症の緩和にも役立ちます。
クローブ
クローブはフェノール類(カルバクロールとチモール)を含み、強い抗真菌・抗菌・抗炎症効果があります。クローブオイルは直接皮膚に塗布できますが、必ずキャリアオイル(例:スイートアーモンドオイル)で希釈してください。目安はクローブオイル2滴をティースプーン1杯(約5 ml)のキャリアオイルに混ぜることです。爪の真菌感染に塗布すれば、迅速に症状が改善します。クローブオイルは口腔用鎮痛薬にも配合され、抗菌・抗炎症・止血作用で痛みを和らげます。
