代替アレルギー治療法

アレルギーは放置すると日常生活に大きな支障を来すことがあります。重症の場合は激しい身体反応や健康悪化を招き、軽度でもくしゃみや風邪様の症状が続きます。こうした不便さを解消するために、薬物療法だけでなく自然療法でも対処可能です。薬に抵抗がある方には、ビタミン・ハーブ・その他のサプリメントが有効な場合があります。

ビタミン・ミネラル

  • ビタミンCは風邪の予防で知られていますが、抗ヒスタミン作用もあり、感染に対抗する白血球のエネルギー供給を助けます。アレルギーが二次感染(耳や副鼻腔)に移行した際にも有効です。目安は1回500mg、1日3回の摂取です。

    カルシウムとマグネシウムは細胞内のヒスタミン除去を協調して行います。ブリガム・ヤング大学の研究では、マグネシウム不足の動物はヒスタミンが過剰になることが示されました。研究者のKay Franz博士は、マグネシウムが不足するとカルシウムが細胞に入りやすくなり、ヒスタミンが放出されると推測しています。推奨摂取量はマグネシウム400mg、カルシウム1,000mgです。

    ビタミンB群はエネルギー代謝に不可欠で、アレルギーにより消費されやすくなります。各ビタミンの1日分摂取基準(100%)を満たすサプリか、Bビタミン豊富な食品で補うことが推奨されます。

ハーブ療法

  • 高麗人参(Panax ginseng)は免疫強化としてよく取り上げられますが、血小板活性化因子(PAF)を抑制し、アレルギー反応の一部を抑える効果があります。1,000mgの錠剤を1日3回、最大8週間摂取します。

    甘草(Glycyrrhiza glabra)は潰瘍、喘息、アレルギーに有効とされています。1日3gを1週間続けて摂取します。ただし、キャンディ等の人工甘草は使用しないでください。

    イラクサ(Urtica dioica)に関する1990年のPlanta Medicaの研究では、季節性アレルギーを軽減できることが示されています。季節が始まる2〜4週間前から、1日2回、250〜500mgを摂取します。

その他の治療法

  • ブロメラインはパイナップルに含まれる酵素で、炎症や腫れを抑えるためアレルギー症状の緩和に役立ちます。パイナップルジュースで摂取するか、サプリメントで250〜500mgを1日3回、1週間以内に使用します。

    オリゴメリックプロアントシアニジン(OPC)は強力な抗酸化物質で、ビタミンC・Eの効果を高め、ヒスタミン産生を抑制します。目安は体重1kgあたり約0.5mg(25ポンド=約11.3kgで25mg)です。

    バイオフラボノイドは果物や野菜に自然に含まれ、ビタミンCの効果を高め、ヒスタミン放出を最大96%抑制します。1日1,000〜3,000mgの摂取が推奨されます。

免責事項

  • 2007年に行われた代替アレルギー治療の研究では、効果が不確かな自然療法が多数あることが報告されています。十分な情報収集と自分の症状への適合性の検証を行い、無駄な出費を避けてください。

ハーブ療法 - 関連記事