更年期障害を和らげるハーブ療法
更年期は、月経が終了する自然な生理的プロセスであり、体の変化や感情面での不調(喪失感や深い悲しみなど)を伴うことがあります。病気ではありませんが、症状を軽減し快適に過ごすためのハーブ療法が注目されています。
大豆(Soy)
メリーランド大学医学センターによると、大豆に含まれるフィトエストロゲンは、更年期のホットフラッシュや気分の変動、膣の乾燥を和らげる可能性があります。ただし、エストロゲン様作用により、閉経後の乳がんリスクが上昇する恐れがあるため、摂取前に医師に相談してください。
ブラックコホシュ(Black Cohosh)
ブラックコホシュは200年以上にわたり更年期症状の緩和に利用されてきました。研究では、気分の揺れ、ホットフラッシュ、不眠、イライラ感の軽減が報告されています。主な有効成分はイソフェル酸、グリコシド、フィトエストロゲンです。目安としては、1日70 mg(8 ozの水で摂取)で、27‑デオキシアクテインが1 mg以上含まれる製品を選びましょう。
ドンカイ(Dong Quai)
伝統中国医学で用いられるドンカイは、更年期症状だけでなく月経痛や月経不順にも効果があるとされています。使用法の一例として、乾燥ドンカイ葉小さじ1を沸騰したお湯8 ozに入れ、8〜10分抽出します。1日2回飲むのが目安です。薬を服用中や持病がある場合は、必ず医師と相談してください。
まとめ
大豆、ブラックコホシュ、ドンカイは、更年期の不快な症状を軽減する可能性がありますが、個々の体質や既往歴に応じて医師の指導を受けることが重要です。
