ペパーミントオイルの用途は?

ペパーミントオイルは、古くから香りや風味だけでなく、特に胃腸の不調を和らげる薬効でも利用されてきました。現在も食品やチューインガム、マウスウォッシュ、歯磨き粉、クリーム、医薬品など幅広く使用されています。

種類

ペパーミントオイルは液体やゼラチンカプセル、腸溶性カプセルなど様々な形で市販されています。腸溶性カプセルは胃の粘膜を刺激せずに小腸で放出されるため、胃痛のリスクが低減します。また、クリームや軟膏としても使用されます。

用途

  • 胃の平滑筋を弛緩させ、胆汁の分泌を促進し、消化不良やガスによる胃の不快感を和らげます(メリーランド大学医療センター)。

  • 額やこめかみに10%のペパーミントオイルを含む溶液や軟膏を塗布すると、緊張性頭痛を緩和できると米国国立医学図書館が報告しています。

  • 去痰作用があり、粘液を薄くして鼻づまりを改善します。

投与量

  • 過敏性腸症候群(IBS)に対しては、1回0.2〜0.4 ml、1日3回の服用が効果的とされています。

  • 頭痛緩和には、10%ペパーミントオイルを含む製剤を額やこめかみに1日数回塗布します。

注意点

  • アレルギー反応や胸やけを起こすことがあります。シクロスポリンや糖尿病・血圧の薬と併用すると、薬物代謝が遅れ血中濃度が上昇する恐れがあります。

  • 皮膚に直接塗布すると刺激や発疹を生じることがあります。

警告

  • 小児は絶対に摂取してはいけません。重篤な呼吸困難を引き起こす可能性があります。

  • 過剰摂取(中毒)症状は嘔吐、下痢、めまい、皮膚紅潮、呼吸浅く心拍数低下などです。疑わしい場合はすぐに中毒センターまたは医師に連絡し、点滴、活性炭、胃洗浄などの処置が行われます。

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