前立腺肥大に効くハーブ療法
前立腺肥大とは
前立腺は男性の膀胱の下に位置し、精液を生成して精子に栄養を与える役割があります。メイヨークリニックによると、40代中盤から後半の男性の多くが何らかの前立腺肥大を経験します。前立腺が肥大すると尿道が圧迫され、排尿が困難になることがあります。前立腺肥大(良性前立腺過形成、BPH)は前立腺癌の症状ではなく、薬物療法やハーブ療法で腫れを抑えることが可能です。
サワーパルメット(Saw Palmetto)
サワーパルメットは米国メキシコ湾岸で栽培されるヤシ科の植物で、抗アンドロゲン作用があります。前立腺内でテストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への変換を抑制し、DHTの過剰産生が前立腺肥大を引き起こすのを防ぎます。
肥大した前立腺の治療には、1日2回、160 mgのサワーパルメットを8オンス(約240 ml)の冷水と共に摂取することがコネチカット健康センターで推奨されています。1日の総摂取量は320 mgを超えてはいけません。予防目的であれば、1日200 mgを継続して摂取することで体内のDHT濃度を低下させ、将来的な肥大リスクを軽減できます。
抗炎症オイル
前立腺の炎症は不快感の主因であるだけでなく、排尿障害を悪化させます。セントジョーンズワート、ラベンダー、ローズマリーのエッセンシャルオイルには血行促進効果があり、患部への血流を改善します。血流が増えることで炎症が徐々に緩和され、尿道への圧迫が軽減されます。
抗炎症オイルの作り方:ラベンダーエッセンシャルオイル小さじ½とローズマリーエッセンシャルオイル小さじ½を、セントジョーンズワートオイル2 oz(約60 ml)に混ぜ、1分間よくかき混ぜます。手を清潔にし、肛門と陰嚢の間の皮膚にたっぷりと塗布し、朝と就寝前の計2回、マッサージすることで炎症緩和が期待できます。
亜鉛(Zinc)
亜鉛は必須微量元素で、細胞増殖や免疫機能の向上に関与します。亜鉛不足は前立腺肥大の原因の一つと考えられています。食事からは最低でも15 mgの亜鉛を摂取することが推奨され、サプリメントとしては1日75 mgの亜鉛が炎症を抑え、肥大した前立腺のサイズを縮小させる助けとなります。
