アイブライト(眉毛ハーブ)の概要と利用法

概要

アイブライトは、北米、ヨーロッパ、北西アジアの温帯地域に自生する、2〜8インチ(約5〜20cm)ほどの小さな草本です。葉は鋸歯状で茎全体に広がり、白い花に黄色い唇と紫色の縞模様があります。根が他の植物から栄養を吸収する寄生性があるため、庭に植える場合は芝生の近くが適しています。

歴史

学名 Euphrasia officinalis はギリシャ語の「euphrosyne」(喜び)に由来します。最初の記録は1305年の『Gordon's Liticium Medicina』にあり、当時の処方は現代のハーブ療法と同様です。花びらの紫色の縞が血走った目に似ていることから、眼の疾患に用いられ始めたと言われています。

医薬に用いる部位

根元直上の全草が、乾燥粉末、チンキ、軟膏、ティーとして利用されます。特に7〜8月に開花した新鮮な植物は最も効果が高いとされています。

眼の疾患への効果

ハーブ療法では、アイブライトに含まれる収斂性タンニンが目の粘膜を乾燥させ、アレルギーや風邪によるかゆみ・炎症を和らげるとされています。目のかゆみや涙、炎症があるときは、アイブライトの目洗い液を1日数回使用するのが一般的です。

呼吸器系への効果

同様の収斂性タンニンは呼吸器の不快感緩和にも用いられます。アイブライトティーはアレルギーや風邪による胸部の鬱血や副鼻腔炎の改善に役立つと伝えられています。

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