アルニカクリームとは?

アルニカ植物

アルニカはアルニカ・モンタナ(Arnica montana)という植物から得られます。ヒマワリ科の仲間で、大きな黄色い花を咲かせます。高さ約60cmの太く毛の多い茎を持ち、薬効は花弁に含まれます。乾燥させた花から抽出するのが一般的ですが、生花から作ることも可能です。別名は「山岳タバコ」や「ヒョウの毒」と呼ばれます。

有効成分

アルニカクリームの抗炎症・鎮痛効果は、花に含まれる「セスキテルペンラクトン」に由来します。アスピリンと似た作用を示します。また、フラボノイド、イヌリン、タンニン、カロテノイドなどの抗酸化物質が豊富です。チモールやイソクエルシトリン、クエルシチン、アストラガリンといった成分も抗炎症作用とフリーラジカル除去に寄与し、がん予防効果が期待されています。

使用上の注意

外用としては概ね安全とされていますが、長期間使用すると皮膚刺激(発赤、かゆみ、水疱)が起こることがあります。湿疹が悪化するケースや、ヒマワリ科に対するアレルギーを持つ人は注意が必要です。開いた傷や破れた皮膚への使用は禁じられ、内部摂取は絶対に避けてください。クリームに含まれる濃度は誤って摂取すると毒性があります。

適応症・使用目的

主に筋肉や関節のトラブルに使用されます。捻挫、筋肉痛、打撲に効果が期待でき、関節リウマチや変形性関節症による関節痛の緩和にも用いられます。また、骨折部位の腫れや内出血、慢性的な腰痛・頚部痛、肩こり・頭痛の緩和にも有効です。

使用方法・用量

市販のアルニカクリームはアルニカ酢剤を25%含み、その中のアルニカオイルは15%です。一般的には1日1〜3回、最大7〜10日間の使用が推奨されます。症状が改善しない、または使用期間が延長する場合は、医師に相談し、重篤な傷害や副作用の有無を確認してください。

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