ロディオラ根(ゴールデンルート)とは?

ロディオラ根(ゴールデンルート)とは

ロディオラ根は学名 Rhodiola rosea と呼ばれ、別名「ゴールデンルート」や「ローズルート」でも知られています。香りのある根が薬用に利用され、主にヨーロッパとアジアの高山帯で栽培されています。東欧やアジアで古くから民間薬として用いられてきました。

ロディオラ根の主な効果

  • 身体的なスタミナと持久力の向上
  • 疲労や感染症の緩和
  • 女性の妊孕力向上、男性の性機能改善
  • 風邪やインフルエンザの症状緩和(アジアで伝統的に使用)
  • 中枢神経系への刺激と鎮静作用の両方
  • 甲状腺・副腎機能の改善、抗酸化作用による心臓・肝臓保護
  • 記憶力・思考力の向上(ストレスによる記憶障害の軽減)

ロディオラ根の歴史

  • ヴァイキング時代に体力増強目的で使用されたと伝えられています。
  • 1969年にロシアで公式医薬品として認可されました。
  • 紀元1世紀のギリシャ医師ペダニウス・ディオスコリデスが『薬物学』で言及しています。
  • 多くの研究は動物実験や試験管内で行われ、スラブ語圏の文献が中心です。

推奨摂取量と服用方法

  • 低用量(150〜200 mg)では刺激作用が強く、高用量では鎮静作用が顕著になります。
  • 根エキスを使用し、睡眠を妨げないように午前中に摂取するのが理想的です。
  • 錠剤またはカプセル形態で市販されています。

副作用と注意点

  • 現在までに確立された副作用や薬物相互作用は報告されていません。
  • ただし、双極性障害を持つ方への使用は推奨されません。

米国での研究例

コロンビア大学のリチャード・ブラウン医学博士はモンゴルでロディオラ根を調査し、摂取後にエネルギー増加とストレス軽減を実感しました。彼の妻はライム病の治療中に同根を使用し、認知機能と記憶力の向上を報告しています。

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