馬栗(カシノキ)は何に使われるか?
馬栗(カシノキ)とは
馬栗は学名 Aesculus hippocastanum(エスキュラス・ヒポカスタヌム)と呼ばれ、ギリシャやヨーロッパ各地原産の落葉高木です。アメリカではカリフォルニア・バッキーやオハイオ・バッキーと呼ばれる近縁種があります。
民間療法で利用される部位
種子、樹皮、花、葉が主に使用され、細かく粉砕して他の薬草と混合されます。
主な使用目的
血液循環障害の改善が中心で、血栓や静脈瘤の緩和に用いられます。また、潰瘍、凍傷、脚の痛み、かゆみ、百日咳、脚潰瘍、湿疹、下痢、関節炎など幅広い症状に対しても利用されています。
用量と注意点
成人の場合、1回300 mgを1日2回、最大12週間まで服用するのが一般的です。過剰摂取は腎臓や肝臓に障害を与える恐れがあります。外用時にはアレルギー反応が起こることがあります。
有効成分
主成分はエスキン(aescin)で、種子と花に最も多く含まれます。樹皮や葉にも一定量が含まれます。
作用機序
エスキンは血管拡張作用と血液をさらさらにする効果があり、毛細血管の血流を改善します。その結果、拡張した静脈(特に静脈瘤)が収縮し、目立ちにくくなります。
