赤ちゃんの疝痛(コリック)に効く家庭療法

診断(特定)

赤ちゃんが理由もなく泣き続けたり、機嫌が悪いときは、疝痛(コリック)の可能性があります。多くの新米パパママは、泣くと何か問題があると考えがちですが、必ずしもそうではありません。泣く赤ちゃんは、ゆらす、抱っこする、ベビーカーやバウンサー、揺れる椅子、キャリーで揺らすなどで落ち着くことがあります。また、抱っこしながら歌うとリラックスさせられます。赤ちゃんが足をバタバタさせて体を硬直させたら、腹痛のサインかもしれません。その場合は、腹部を円を描くように優しくマッサージすると楽になることがあります。軽く湿らせたタオルを電子レンジで約20秒温め、適温(温かすぎない)を確認してから腹部に当てましょう。

経過・期間

コリックは生後約2〜3週間頃に始まり、3〜4か月続くことが多いです。1日に3〜4時間、週に数回泣くことがありますが、赤ちゃんによってはそれ以上続くように見えることもあります。乳製品が原因になることがあるため、母乳育児中やミルクを与えている場合は、母親の食事と赤ちゃんのミルクから乳製品を除いてみてください。約2週間で改善が見られなければ、乳製品が原因ではない可能性があります。
過度に疲れていると泣き止まないことがあります。授乳・おむつ替え・抱っこなど全て試した後は、ベビーベッドに横たえてみましょう。数分泣くかもしれませんが、すぐに眠りにつくことが多いです。15分以上泣き続ける場合は、再度抱っこして歌いながらゆらすとよいでしょう。

対処法・種類

赤ちゃんは腹ばいで時間を過ごす「タミータイム」が、腕や脚の発達だけでなくコリック緩和にも役立ちます。安全な硬い床にタオルを敷き、赤ちゃんを腹ばいにさせましょう。必ず目を離さず、窒息の危険がないように注意してください。
温かい水を入れたペットボトルを赤ちゃんの背中に置き、薄いタオルで包むと温熱が伝わります。
ハーブティーやペパーミントティーを赤ちゃんの哺乳瓶に入れて、1日2〜4オンス(約60〜120ml)程度与えると症状が和らぐことがあります。ただし、母乳やミルクが主な栄養源であることは変わりません。授乳後は必ずげっぷをさせ、ガスがたまらないようにしましょう。
母乳育児の場合、母親の食事が赤ちゃんに直接影響します。食物繊維やビタミンを豊富に摂り、糖分やカフェインは控えめにしましょう。

専門家の見解

認定ナースミッドワイフのアンジェラ・ケレバラ氏によれば、コリックの正確な原因はまだ不明ですが、消化管の未熟さが関与していると考えられています。げっぷをしっかりさせる、豆乳や大豆ミルクのミルクに切り替える、赤ちゃんを落ち着かせる環境を整えることで症状が軽減することがあります。過度に刺激された赤ちゃんは不安を示すことがあり、優しく抱っこしてあやすだけでも効果が期待できます。柔らかい布や膝の上に赤ちゃんを乗せて、腹部への圧迫を避けましょう。

注意点

家庭療法を試す前に必ず小児科医に相談してください。医師によっては安全と判断する場合もあれば、使用を控えるよう指示する場合もあります。温かいタオルや温熱パックは、赤ちゃんの皮膚は非常にデリケートです。自分が感じるほどの温度でも、赤ちゃんにはやけどになる恐れがあります。必ず手首や腕の内側で温度を確かめてから使用しましょう。タミータイムは発達に有益ですが、絶対に赤ちゃんを無監視で放置したり、うつ伏せで寝かせ続けないでください。

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