グラビオラ(サワーソップ)のハーブ利用と効能
グラビオラは北米・南米の熱帯雨林に自生する常緑樹で、サワーソップ、ブラジルパウパウ、ガナバナなどと呼ばれます。果実はパウパウと呼ばれ、食用や薬用に利用されます。
収穫方法
現地の住民が雨林で樹木を伐採し、葉・樹皮・根を収穫します。ハーブとして利用する際は、これらを細かく砕き、穀物アルコールと水で抽出し、約1か月間熟成させます。カプセル剤にする場合は、同様に砕いた原料にチンキスプレーを噴霧し、乾燥させてカプセルに充填します。
医療用途
ブラジルでは肝機能障害の治療に用いられ、女性はパウパウの果実やジュースを摂取して母乳分泌を促進します。また、関節炎の痛み緩和のために複数の成分と混合した飲料が作られています。その他の地域では、熱や下痢の緩和、さらにはがん治療への効果が研究されています。
予防的効果
70年以上にわたる研究で、グラビオラの葉・茎・樹皮、果実の種子に含まれるアノナシア系アセトゲニンが腫瘍抑制、寄生虫駆除、ウイルス感染防止に寄与することが示されています。
抗うつ作用
根と種子に含まれる新規アルカロイドが抗うつ効果を示すと報告されています。ただし過剰摂取は神経系に深刻な障害を与え、パーキンソン病のリスクを高める可能性があるため、少量での使用が推奨されます。
