エキゾチック植物が製薬業界にもたらすメリットとは

アスピリンの鎮痛成分がヤナギの樹皮由来であることはよく知られていますが、製薬業界がエキゾチック植物を利用する範囲はそれだけにとどまりません。エキゾチック植物から抽出された化合物で作られる医薬品は、世界中で何十億ドルもの売上を生み出しています。

利益

『ニューヨーク・タイムズ』の報道によれば、エキゾチック植物の活用だけで製薬業界は年間約750億ドルの利益を上げているとされています。

医療への貢献

エキゾチック植物から単離された化合物は、重要かつFDA承認済みの医療用途を持ちます。がん治療薬の約62%は植物由来で、例えばオーストラリア産のブッシュウッドの種子はがん治療薬の候補として研究が進められています。

先住民コミュニティとの関係

多くの有用植物は、先住民が長年にわたり使用してきた知識から製薬企業に紹介されます。この知識の活用を批判的に「バイオパイラシー」と呼ぶ声もありますが、信頼できる企業が関わることで、貧困地域に暮らす先住民に雇用や医療、生活環境の向上といった恩恵がもたらされることもあります。適切に取り組めば、産業とコミュニティの双方にとってウィンウィンの関係が築かれます。

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