下痢のホリスティック治療法

下痢は、24時間以内に水様で緩い便が3回以上排出される状態を指します。National Digestive Diseases Information Clearinghouseによると、下痢が続くと1日で約1リットルもの便を排出することがあります。原因は細菌、寄生虫、ウイルスなど多岐にわたり、薬剤の副作用や特定の食べ物が消化できないことでも起こります。ホリスティックなアプローチは、化学薬に頼らず症状緩和を目指します。

スリッパリーエルム(滑りやすい榎)

メリーランド大学の研究によると、スリッパリーエルムは口から摂取することで下痢症状を和らげるとされています。エルムの主成分であるムシレージは水と接触するとゲル状になり、胃腸をコーティングして刺激を抑えます。抗酸化作用もあり、炎症を軽減する可能性があります。錠剤やカプセルでも摂取できますが、ティーにすると胃腸の不快感だけでなく心身も落ち着きます。

【作り方】ハーブショップでスリッパリーエルムの樹皮粉を購入し、計量スプーン2杯(約2杯分)を耐熱マグに入れます。沸騰したお湯200mlを注ぎ、蓋をして3〜5分抽出します。粉は濾さずにそのまま飲みましょう。1日3回まで、下痢が改善するまで継続します。

カモミールティー

ミシガン大学の報告では、カモミールは古くから胃腸障害の緩和に利用されてきました。香りと味がリラックス効果をもたらし、腸の平滑筋を弛緩させる抗痙攣・抗炎症作用があります。主な有効成分は揮発油、フラボノイド、ルテオリン、アピゲニン、クエルセチンです。

【作り方】鍋で水1カップ(約240ml)を沸騰させ、乾燥カモミール粉4g(約小さじ3)を加えます。完全に溶けたらカップに注ぎ、アガベシロップで甘味を加えて飲みます。1日3回まで、便が正常になるまで続けます。

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