滑りやすいエルム樹皮は大腸炎にどんな効果があるのか?
潰瘍性大腸炎は大腸(結腸・直腸)の粘膜が腫れ、潰瘍ができる疾患です。症状としては腹部膨満感、腹痛、血便、下痢、腸内ガスの増加などがあります。大腸炎は感染症、栄養不良による炎症、血流不足、放射線などさまざまな原因で起こります。滑りやすいエルムはこの症状の緩和に効果があるとされています。
大腸炎について
大腸炎は、柔軟なチューブ(大腸内視鏡)を大腸に挿入し、炎症の有無を確認することで診断されます。予後は個人差があり、炎症の重症度によって異なります。合併症としては出血、腸穿孔、潰瘍の感染などがあります。
歴史
滑りやすいエルム(Ulmus fulva)は、先住民が何世紀にもわたり利用してきたハーブです。科学的研究は限られていますが、傷口や腫瘍、潰瘍、やけど、皮膚炎の症状緩和に外用として、咳、喉の痛み、下痢、胃の不調に内服として使用されてきました。
作用機序
滑りやすいエルムにはムシレージという粘性成分が含まれ、水と混ざると滑らかなゲルになります。このゲルは口・喉・胃・腸の粘膜をコーティングし、炎症を和らげます。大腸炎の場合、ゲルが結腸を覆い炎症を抑え、痛みを軽減します。また、抗酸化物質も含まれ、炎症性腸疾患の改善に寄与すると考えられます。
使用方法
滑りやすいエルムの内皮を乾燥させて粉末にします。粉末は錠剤やカプセル、ティーやエキス用の細粉、または湿布用の粗粉として利用できます。子供から大人まで安全に使用できるとされています。
注意点
滑りやすいエルム自体は安全とされていますが、他のハーブやサプリメント、医薬品と相互作用する可能性があります。消化管をコーティングするため、他の薬剤の吸収が遅れることがあります。妊娠中や授乳中は安全と考えられますが、外皮に有害な化学物質が含まれる可能性があるため、妊娠中は使用を控える方が無難です。使用する際は必ず医療専門家に相談してください。
