ティーツリーオイルの薬効と正しい使い方
ティーツリー(学名:Melaleuca alternifolia)はオーストラリア北東部の海岸に自生し、抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用で知られています。精油は葉を粉砕し蒸留して抽出されます。
ティーツリーオイルの使用方法
- ティーツリーオイルは多くの皮膚刺激に対してそのまま使用できますが、初めて使用する際は慎重に行い、必要に応じて蒸留水やビタミンEオイルで希釈してください。
外用用途
- 切り傷、擦り傷、軽度のやけど、虫刺され、口唇ヘルペス、いぼ、ニキビ、酵母感染、爪の感染、足のにおい、足白癬などに塗布します。ティーツリーオイルは抗菌だけでなく、抗炎症(腫れを抑える)や鎮痛効果もあります。
その他の利用法
- 加湿器に数滴加えて風邪やインフルエンザの症状緩和に役立てます。温浴に加えると筋肉痛の緩和や免疫力向上が期待できます。市販品としては、マウスウォッシュ、歯磨き粉、トローチ、石鹸、デオドラント、シャンプー、ローションなどに配合されています。医師の指導なしに内部摂取することは推奨されません。
理論・仮説
- ティーツリーオイルはヘルペスウイルスなどのウイルス感染に対して有効である可能性があると、C.D.ビショップが『Journal of Essential Oil Research』で報告しています。
豆知識
- ニューサウスウェールズ北部のバンドジャルング族が最初にティーツリーの治癒力を認識しました。1770年にジェームズ・クック船長がオーストラリア探検中にこの木を見つけ、葉からお茶を作り「ティーツリー」と名付けました。1930年に『Medical Journal of Australia』が感染症治療への有効性を報告しています。
