ウコンでアレルギー対策

ウコンがアレルギーに効く仕組み

2008年9月号の『Molecular Nutrition and Food Research』の臨床研究では、クルクミンが肥満細胞からのヒスタミン放出を抑制し、アレルギー反応を防止することが確認されました。また、テキサス大学MDアンダーソンがんセンターの研究(2007年『Journal of Clinical Immunology』)は、低用量のクルクミンが免疫調整作用を示すだけでなく、抗体反応を高めることを報告しています。さらに、2008年の『Biochemical and Biophysical Research Communications』では、クルクミンがほこりや花粉などの一般的な刺激に対する免疫反応を抑えるとされています。

摂取形態と推奨量

ウコンは脂溶性の成分で、カレーなどのスパイスとして油、バター、クリーム、牛乳などと一緒に摂取すると吸収が良くなります。健康食品店ではカプセルも販売されていますが、米国食品医薬品局(FDA)の厳格な規制は受けていないため、添加物に注意が必要です。成人の目安摂取量は1日約10gです。

インド伝統の自宅療法

古くからインドで親しまれているアレルギー対策レシピをご紹介します。牛乳1カップを沸騰させ、そこにウコン5g、サフラン、シナモン、カルダモン、乾燥ジンジャー、ナツメグをそれぞれひとつまみずつ、そしてはちみつ大さじ2を加えてよく混ぜ、こしてすぐに飲みます。

副作用と注意点

オレゴン州立大学の研究者らは、クルクミンがワルファリンやアスピリン、プラビックス(クロピドグレル)などの抗凝固薬を服用している人の出血リスクを高める可能性があると指摘しています。そのため、血液をサラサラにする薬を使用中の方、うっ血性心不全や胆石のある方、妊娠中の女性はウコンの摂取を控えるべきです。

吸収を高めるコツ

ウコンの吸収率は油と一緒に調理することで向上します。カレーを作る際は、低温でカノラ油、植物油、オリーブオイルなどを使用して乾燥スパイスを炒めると効果的です。

ホリスティック医学 - 関連記事