末梢神経障害に対するホメオパシー治療
末梢神経障害は、手足など体の末端部の神経が脳へ正しい信号を送れなくなることで起こります。その結果、しびれやチクチク感、刺すような痛みが生じます。現在、医学的にもホメオパシー的にも完全に治す方法はありませんが、症状緩和を目的としたホメオパシー療法があります。
根本原因への対処
末梢神経障害は多くの場合、基礎疾患が原因です。米国国立脊椎・神経障害研究所によれば、外傷、がん、腎臓病、糖尿病、感染症、自己免疫疾患、遺伝的異常などが挙げられます。疾患が原因の場合は、まずその疾患の治療を行い、痛みやしびれの軽減を図ります。その上でホメオパシー薬を併用すると効果的です。
単剤ホメオパシー薬の選び方
症状に応じて適切なレメディを選びます。例として以下のような組み合わせがあります。
- 全身の鋭い痛みや刺すような痛み:アコナイト(Aconite)
- 股関節・背中・太ももに集中した痛み:ベラドンナ(Belladonna)
- 燃えるような痛み:アコナイト(全身)、カンサルシス(Cantharis)(足底)、フェルスフォス(Ferrum phosphoricum)(肩部)、ハイペリカム(Hypericum)(足部)
- 筋肉の痙攣やけいれん:マグネシウムホスファート(Mag phos)
- 末梢のチクチク感:ハイペリカム
混合型外用治療
市販されているホメオパシー系の外用製品も有効です。ジェルや液体状の製品(例:Neuragen)は、手足のしびれ、灼熱感、痛みを緩和します。ルイジアナ州立大学が実施した二重盲検試験では、末梢神経障害患者の80%が外用製品使用後に症状改善を報告しています。
