生ココア豆のリスクとは?
アステカやマヤ文明で栽培されていたカカオの木は、現在では世界各地で育てられています。チョコレートの原料として知られる生のカカオ豆は、抗酸化物質が豊富で健康効果が期待されていますが、取り扱いにはいくつかの危険があります。
保管時のリスク
ドイツの輸送情報サービスによると、カカオ豆は適切な換気、温度、湿度で保存しなければなりません。保存環境が不適切だと、カビの発生、過発酵、さらには高温下での自己発火の危険があります。
汚染リスク
輸送情報サービスは、生カカオ豆が臭いや空気中の粒子を吸着しやすく、汚染される可能性があると警告しています。米国食品医薬品局(FDA)の調査でも、カビによる汚染が確認されています。カビやほこりにアレルギーがある人は、摂取時に症状が出ることがあります。
虫害リスク
生カカオ豆は虫害に弱いです。米国FDAは、カカオの木に肥料や防虫処理を施すことで内部への侵入を防いでいるとしていますが、調査では約4%の豆に虫が混入していることが報告されています。
アレルギーリスク
生カカオ豆に対するアレルギーは稀ですが、果物に似た成分が原因で反応が出ることがあります。メリーランド大学医療センターによれば、アレルギー反応として頭痛、胸焼け、皮膚刺激、重症の場合は呼吸困難が起こり得ます。既往にアレルギーがある人は、摂取前に医師に相談することが推奨されます。
