口臭は人前での会話や食事の場面で恥ずかしい思いをさせますが、実はごく一般的で簡単に対処できる問題です。口内の細菌がタンパク質を分解することで臭いが発生し、にんにくやチーズ、タバコなどが特に強い臭いの原因となります。重篤な歯周病が潜んでいる場合もありますが、ほとんどは家庭でできるシンプルな方法で改善できます。

正しい口腔ケアを実践する

規則正しい口腔ケアは口臭対策の第一防衛線です。

歯・舌・歯茎をしっかり清掃することが、口臭予防・改善の基本です。食後は必ず歯を磨くか、最低でも1日2回のブラッシングを心がけましょう。歯間はデンタルフロスで掃除し、毎日抗菌性のマウスウォッシュを使用します。舌の奥まで清潔に保つために、舌クリーナーや柔らかい歯ブラシで優しくこすります。重曹、亜鉛、二酸化塩素、抗菌剤配合の歯磨き粉は、細菌除去に特に効果的です。

口内を潤す

水分をこまめに摂り、口内を清潔に保ちましょう。

唾液は口内の細菌を薄め、口臭の発生を抑えます。脱水状態になると唾液量が減少し、口臭が悪化しやすくなります。1日6〜8杯の水を飲むことを目安にし、食後や口が乾いたと感じたときは水でうがいをしましょう。うがいは口内の細菌と食べかすを洗い流す効果があります。

何かを噛んで唾液を促す

フェンネルシードやミントなどを噛むと口臭が軽減します。

噛むことで唾液分泌が活性化し、口内が自然にクリーンになります。フェンネルシード、ミント、パセリ、クローブ、カルダモンなどの自然な口臭予防食材を噛んでみましょう。ガムやブレスミント、のど飴を使う場合は、必ず無糖のものを選んでください。糖分は細菌のエサになり、逆に口臭を悪化させます。

上記のシンプルな習慣を毎日続けるだけで、口臭は大幅に改善されます。もし改善が見られない場合や歯茎からの出血・腫れがある場合は、歯科医師の診察を受けることをおすすめします。