ニームオイル使用時の注意点と予防策
ニームの葉・種子・樹皮・オイルは、インドやアジアで古くから薬用や害虫駆除、皮膚炎やシラミ・疥癬・湿疹の外用薬として利用されてきました。低毒性が評価され、現在は世界中で広く使用されていますが、使用時にはいくつかの注意点があります。
子どもへの影響
ニームオイルを子どもが内部摂取することは推奨されません。米国食品医薬品局(FDA)は、ニーム樹の抽出物であるマルゴサ油を有毒植物データベースに掲載しており、誤って摂取した子どもが死亡例や、レイ症候群様の症状を示す報告があります。
成人・妊娠・授乳中の方
妊娠中や授乳中の女性に対する内部使用の安全性は十分に確認されていません。また、ニームは代替医療でサプリメントとして用いられることがありますが、FDAの承認は受けていません。
植物への使用注意
ニームオイルは非化学的な農薬として有効ですが、すべての植物が耐えられるわけではありません。葉焼けを防ぐため、外気温が摂氏30度(85°F)以下の早朝または夕方に散布し、オーキッド、ガーデニア、サボテン類(サンゴユリ、クロス・オブ・スパイン)やジャーディプラントなど、デリケートな植物は使用を避けてください。光合成を阻害し、しおれや死亡の原因になることがあります。
