ブドウ球菌感染に対する赤外線治療の効果と注意点
赤外線光とは
全ての光は波長で測定され、波長が長いほどエネルギーは低く、短いほど高くなります。赤外線は人間の目に見えないほど長い波長ですが、太陽の熱として感じられます。
効果
ジョンズ・デンタル・ラボラトリーズの研究によると、赤外線光療法は新しい毛細血管の増殖を促し、血流を改善します。これにより酸素や栄養素が患部へ速やかに供給され、治癒が促進されます。また、コラーゲン生成を刺激し、組織修復に必要なタンパク質を増やします。さらに、ATP産生が高まり、細胞のエネルギー供給が増加し、栄養吸収と老廃物排出が活性化します。神経終末を鎮静させ疼痛を軽減し、食細胞(貪食細胞)の活性化で死んだ細胞の除去を助けます。
副作用
2009年までの研究では、赤外線療法に重大な副作用は報告されていません。治療後に体が平衡を取り戻す過程で、軽い不快感が24時間程度続くことがあります。稀に軽度の抑うつ、気分変動、または不安が現れることがありますが、医療専門家に相談すれば対処可能です。
留意点
赤外線光療法は比較的新しい治療法であり、必ず訓練された専門家の管理下で行うべきです。使用中の処方薬や市販薬(イブプロフェン、アレブ、アセトアミノフェン、ビタミン・サプリメント等)を医師に伝えてください。
注意事項
メドライン・プラス(米国国立医学図書館・国立衛生研究所)によれば、皮膚のブドウ球菌感染は、赤み、腫れ、熱感、膿や膿瘍が見られ、発熱を伴うことがあります。重症例では発疹、胸痛、咳、息切れ、倦怠感、発熱、寒気、筋肉痛など全身症状が現れます。
