ウィラードウォーターは本当に効くのか?
ウィラードウォーターは、代替医療市場で販売されている「構造変化水(SAW)」の一種です。安全な飲料水に微量の無害な化合物を加えることで、細胞に吸収されやすい「完璧な」構造を持つと主張されていますが、実際には高額なプラセボにすぎません。
構造化された水とは?
構造化水は、様々な方法で水分子の配列を「六角形」や「完璧」な形に変えると称し、細胞への吸収率向上や健康増進を謳います。代表的な例として「ヘキサゴナルウォーター」や、ウィラードウォーターが使用する触媒があります。米国食品医薬局(FDA)は添加物が有害でないかを確認していますが、元となるのは安全な水道水やろ過水であり、他の高価なボトルウォーターと同様のリスクしかありません。
ウィラードウォーターとは?
同社の資料によると、ウィラードウォーターの成分は以下の通りです。
- 水 99.3%
- シリカメチル酸ナトリウム 87.5%
- 硫酸化ヒマシ油 11.5%
- CAWミセル 0.39%
- 精製リグナイト 0.23%
- 塩化カルシウム 0.4%
- 硫酸マグネシウム 0.4%
数字が合わないのは計算ミスが意図的に入っているためと考えられます。
ウィラードウォーターは有害ですか?
現在のところ、ウィラードウォーターが人体に有害であるという報告はありません。含有されている成分は微量であれば危険性が低く、ヒマシ油やマグネシウムは健康補助食品としても利用されます。主な欠点は、普通の水道水と比べて価格が非常に高いことです。
ウィラードウォーターは有益ですか?
実際の健康効果は主にプラセボ効果に依存しています。高価な商品を購入したことで「自分は良くなる」と期待し、その期待が心理的に健康感を高めます。また、ウィラードウォーターを飲むことで水分摂取量が増えれば、当然ながら水分補給による健康効果は得られます。蒸留水や逆浸透膜水に混ぜた場合、余分な不純物が除去された水を摂取できる点はプラスです。
ウィラードウォーターは本当に効くのか?
口コミでは驚異的な効果が報告されていますが、これは信念と自己暗示が健康に与える影響と同様のものです。「ウィラードウォーターが特別なスーパーH2Oになる」わけではありませんが、商品購入が健康意識の向上につながるのであれば、間接的な利益はあると言えるでしょう。
