ヘルペスB(Bウイルス)の症状と進行
ヘルペスB(Bウイルス)は霊長類に広く見られるウイルスで、皮膚に病変を引き起こします。ヒトへの感染は稀ですが、感染した場合は致命的になることが多く、主にサルの噛み傷を通じて感染します。これまでのヒト感染例の大半は獣医師に報告されています。
曝露部位の病変
- 曝露から約1週間後に、感染した部位に膿と血液を含む大きな水疱が現れます。病変は最初は曝露部位に限られますが、体の他部位へ広がることもあります。
インフルエンザ様症状
- 皮膚病変が出た後、発熱、寒気、嘔吐、激しい吐き気、呼吸困難、胸痛などのインフルエンザ様症状が現れます。これらは単なる風邪に似ていますが、病変と併発することで深刻な感染を示します。
神経症状
- ヘルペスBは神経系を侵し、かゆみ、感覚麻痺、めまい、視覚障害、意識混濁などの神経症状が出現します。
末期症状
- 神経症状の進行に伴い、呼吸困難が悪化し、昏睡状態に陥ります。最終的に呼吸が停止し、死亡に至ります。
診断と治療
- 血液検査によりヘルペスBの感染を確認できます。霊長類を取り扱う職業の方は定期的な検査が推奨されます。早期に発見できれば治療は可能ですが、症状が出た時点では多くの場合手遅れです。
